ギー・クレキー氏の詳しい経歴

 フランスの詩人、作家。1943年11月2日生まれ。テノール歌手Guy Chauvet氏に師事、オペラ界のホープGil Contiとしてミラノのスカラ座、ノートルダム大聖堂など国際的に活躍。その後、詩人、作家、哲学者として、2000年ミレニアム宣言のMessenger of the Culture of Peaceとして、フランス・ユネスコ、国連活動のなかで、広く平和のための対話と平和文化に寄与している。前ユネスコ事務局長・松浦晃一郎氏より、感謝状もいただいている。
 ヨーロッパ芸術院名誉博士、フランス芸術院(CAUSA)Velmeil賞受賞、IFLACフランス2000年ミレニアム・マグナ・カルタ(大憲章)起草、発表。ミレニアムの暦など作成。
 2005年Global Harmony Association共同設立(代表ロシア)。
 2007年9月、パリ第一回「平和のための国際詩祭」開催。フランス上院での詩の会議、国立Odeon座での朗読会、世界各国から詩人を招聘。
 2008年春、サルコジ大統領訪日前の祝賀式に招待され詩を披露。7月、UNESCO国際賞受賞の写真家 Marie Robert氏とシャモニー・サミット。11月、UNESCO・国連後援でブラジルで平和のための国際詩祭。
 2009年1月来日。広島平和文化センター・リーパー理事長に会う。2月フランス・サルコジ大統領、アメリカ・オバマ大統領、国連機関、海外の主なNGO団体に、広島の意義を広く普及する。
 2010年3月、リーパー理事長に、「広島・長崎にノーベル平和賞を!」と提案し、ノーベル平和賞委員会に働きかけている。

 「私の平和文化の使者としての関心は、2009年1月に日本を訪問したときに歓迎してくださったことへの感謝の気持ちもありますが、私の動機はもっと深いところにあります。(広島の詩人の方とお会いして)原爆の恐ろしさを証明する生存者が少なくなっていることです。5年間後の2015年には、もっと少なくなるでしょう。

 2010年にNPT(核不拡散条約)の交渉が再開し、アメリカとロシアの大統領は核兵器の削減を決めました。2010年に政治や市民社会の指導者の参加とともに、核兵器ゼロを唱えるグローバル・サミットが開かれます。その目的は、核廃絶の確かな協定への一般的な意見の結集です。そのように、軍備縮小への探照灯となる現実を束ねることは良いことで、日本は、原爆の絶対的な恐怖を知るその象徴なのです。人道主義者として、私はこれを(広島・長崎市2010年ノーベル平和賞)、ノーベル賞委員会に申し出ました。平和文化の使者として私の誓約に尽力したいと思います。」

Guy Crequie氏は、2000年の平和の文化国際年の枠組のなかで、ユネスコが発表した2000年宣言の促進をはかるための平和文化の使者です。詩と誓約によって熱心に平和活動をされる方として、ユネスコ・フランス国内委員会で、よく知られた方です。