創造学園大学の真相を探る

                        2012.8.18  真相取材班 大脇準一郎

 この頃はあまりにひどい一方的な情報が出回り、学校経営の危機を増幅している憂うべき現状がある。このレポートは、取材班を代表し小生が、この事件の中心人物である堀越氏に直接インタビューし、創造学園大学に関するマスコミによる報道の背景を、第3者の方々のためにまとめたものである。プロのジャーナリストがこの件の真相を取材することを検討しており、11月下旬にはその内容を公開する予定である。
(後記注:その後、大島氏と面談し、このレポートは没となった。これは大学側に立った一見解であった。いかに全般を見て客観的・公正な将来見通しを立てることが難しいかを学んだ出来事であった。)

1、      経営困難の発端は何か? 

9年前(2003)、高崎医療技術福祉専門学校の増設時、20億円の資金投入、大野耕一氏(元国税庁、税理士)が準備室長となる。補助金35千万円が出るという前提が崩れ、堀越学園が補填。この頃から財務運営が苦しくなる。鳥野見博氏(元文部官僚、現、パラマウントベット顧問)に4億円のベットを受注。村井仁昭氏(元厚生省)、高級ブローカーらと連携。大学を食い物にする、前科のあるゴロ。

2、       朝堂院大覚(松浦良右)氏とのトラブル

2010年頃資金繰りの苦しい折、山口勝義氏(元サンケイ新聞政治部記者、創造学園教授)東京分校所長の折、松浦良右氏を紹介。空手5段、武道家と自称する氏は1億人の空手人口を擁する、200万人の会員の中から2000人は学生を入れるとのふれ込み。学内に道場を借りたいと甲冑鎧を36点展示。建物を占拠される危惧が出てきたので甲冑鎧を撤去することを早急に(1週間以内)要請。ヤクザや暴力団と通じる松岡氏であることが判明し、松岡氏との関係を持つことは教育上よろしくないと決断。前述の要求に対し何の返事もないので置物を撤去、一個100万円程度4000万円、大学の費用に充てる。まさか転売するとおもわなかった松浦氏は激怒、横領罪で堀越氏を告訴、大学は家宅捜査を受ける(20117)。刑事告訴になると恐喝されたが、いまだに警察からは呼び出しは来ない。「大学に寄付するから甲冑鎧を置かせてくれ」という松浦氏の証言は録音テープがある。

3、      堀越哲二氏理事長辞任、王豊氏に委任

  2011年末頃、職員給料遅配等、一連の不祥事に教育責任を感じた堀越氏は理事長を辞任、王豊氏を後任とする。

 4、      大島孝夫氏の出現 堀越氏の追い落としを画策する

 2012年、佐世氏(浦和市、弁護士)が大島孝夫氏を紹介、米国のキリスト教会から3億円の資金援助をもらうとのふれ込み。条件は、堀越氏の退任。「堀越氏を追い出せば3億円の寄付」との甘言に騙され王豊氏、井上理事が同調し加担。110日付で堀越氏は理事と学長を解任され、井上氏が学長となる。124日(2週間後)今度は王理事長が大島氏に解任され、井上氏が理事長へ就任。さらにその後210日には、井上氏に代わり大島氏が理事長となる。米キリスト教団体から3億円の融資」という触れ込みで理事長に就任したはずの大島氏だが、20129月現在、未だ融資が来る気配はない。大島氏の采配下では、職員の給与も引き続き滞り、電気ガス代も払わない状態が続いていた。その状況下、自分は一銭も寄付するどころか、役員報酬として毎月125万円を取得、大学の資金を個人の裁判費用に充てている。新年度、新規学生募集せず。大島氏側の理事、石本忠義氏、(元日大教授、厚生省役人)、若梅明氏(元弁護士)は過去に多くの余罪あり。謂わば詐欺師のグループである。

5、     
裁判仮処分で堀越哲二氏学長に復帰

  2012521日判決で堀越氏の学長の地位が認められる。

  同年710日の判決により、81日より堀越哲二氏、創造学園大学 学長へ復帰。現在、徐々に運営体制の立て直しが図られつつある。

6、      今後の見通し

1)          大島氏は典型的な詐欺師で当初から計画的、未だに学生を募集せず。在校生は別の大学に振り分けられるとのマスコミ情報は文科省からではなく、大島孝夫グループによるリークの疑いあり。彼らは学校を廃校とし、転売することを計画の様子。

2)今後の対策は、大島理事長追放と学生の年内確保

  ダークイメージを一掃するためにメディア戦略強化、魅力ある大学像、プロジェクトの創造、中国からの留学生を公募。

7、大島孝夫理事長は地裁判所の判決で平成24111日付で職務執行停止処分となり、登記が堀越側に戻りました。これで1つの大学に2つの理事会があり裁判で係争するという異常事態10カ月に終止符を打ち、いよいよ大学再建へ向けて本格的スタートが切られた。

所見:

1)    新設大学、学部の新設を狙った大学のブローカー(元官僚が多い)にひっかかり、多額の損失を被った事例。今後教育界に警告を発すべき。 

2)    2000人の学生を入れるとの甘言で大学に近づいた松浦氏、決然と袂の堀越氏の勇断には敬服するがその後の最後の黒幕とも言われる松浦氏のジャブに相当ダメージをうけた。右翼とのつきあい方に智恵が必要と思われる。 

3)    一連の流れの中、最も悪は大島氏で典型的詐欺師、理事長を名乗った社団法人 日本フォアエッチクラブは、米国からの伝統を受け継ぐ「4Hクラブ」(全国青年農業者クラブ連絡協議会)と間違える人も多く、全国でトラブルを起こしてきた。今年2月農林水産省から業務改善命令を受け、41日解散したいわくつきの幽霊団体。農水省の担当官によれば、大島氏は理事長ではなく理事、元々定款に理事長職は無く、会長職のみ。会長は別人物とのこと。マスコミからの問い合わせで、大島氏を召喚し、名義人偽造については厳重に訓告したとのこと。米国のキリスト教団体の理事長をしていたというものの、どこの何という団体か、正体不明。団体名、住所を伺いたいものである。このようにいかがわしいい人物を、知れベもせず、大学救済の救世主のごとく持ちあげ、一方だけの情報に基づき大々的に報道して来た新聞の偏向報道の社会的責任を問うべきであろう。公正な報道を謳うマスコミ倫理綱領に明らかに反する犯罪行為である。

4)    堀越氏が社会的道義責任を感じて立てた後任、王理事長と、学長職に納まった井上教授が3億円の甘言に騙され、大学から堀越氏追放に加担するとは道義心、節操の無さを感じるが、6カ月の空白の後、8月から大学関係者もようやく大島氏の素顔に目覚め、大学正常化へ向かっている。登記が復帰した11月からはさらに拍車がかかることであろう。 

5)    このような事態を招いた責任は勿論、堀越氏側にもある。引いて言えば人を信用しすぎること、スタッフに人を得なかったことが大きな欠陥と言えよう。上記の事件にしてもスタッフが折々に助言すれば容易に避けられた事件である。 

6)    今後、新らしい次元からアプローチすることが必要である。目先のことで売ろうとする日本の世論を超えて日韓協力の未来志向で新アジアのペースメーカー養成の教育機関とすることもその1つであろう。経営母体もJALを立てなおした稲盛会長のようにこの人ならと社会的信用のある方を中心に据え軌道に乗るまで引っ張ってもらうことも必要であろう。 1113日追記

 

以  上